「米国優秀企業のビジネスモデル」を分析し、「あなたの企業進化」を実現します。

なぜ、アメリカの優良企業は世界でダントツなのか?H&Hコンサルティングは、米国企業の”利益を生み出す仕組み”を解き明かす専門家として、あなたの企業を成功へと導きます。

必見コラム「企業が生きる知恵」


  インバウンド

投稿日 2015/07/10

インバウンドの富裕層は何に動くのか?

~日本の会社の生き残りは<食のこだわり>しかない!!

インバウンドの中でも中間層の成長著しいアセアンは、総人口6億人。
今後日本で会社が生き残るには、この市場の消費者が何を好み、何を欲しているか?を検証し、
これまでにない発想で自社のポジショニングを見極めることが重要です。

その理由は、日本の市場だけを見て
日本以外の市場を目の当たりにしなければ、
自社は日本でこのままでも何とかやっていけると感じてしまい、
客観的に見て自社が生き残れるポジショニングが見出せなくなるからです。

少子高齢化が進む日本で
成熟した日本の消費者だけを見ていたら、
日本の会社は生き残ってはいけません。

なぜなら、日本でビジネスを継続しても
中長期スパンでは人口減少が進み、その結果価格競争に巻き込まれ
大手企業に駆逐されるしかないからです。

「このまま日本でビジネスをするには、海外特にアセアンの富裕層の動きを見て、自社のビジネスををどう捉えるか?」が
日本の会社経営には不可欠です。

日本の会社が、日本でビジネスを継続するもよし 
又は
日本の会社が、日本から海外進出し、ビジネスを継続するもよし です。
が、
認識すべきことは、日本が少子高齢化となる点なのです。

そのために会社(経営)は
中長期の売上げを<食のこだわり>で確保する戦略を立案し、
価格競争せずに生き残る術を探り当てる必要があります。


今後日本が加盟するTPPは、<食のこだわり>=日本の高い品質基準を売りにして日本の<安全安心>をクリアした商品やサービスを周辺諸国に発信する絶好の機会です。

その理由は
TPPにより
・海外の安価な商品が流入することによってデフレを引き起こす可能性がある。
・関税の撤廃により米国などから安い農作物(特に米)が流入し、日本の農業に大きなダメージを与える。
・食品添加物・遺伝子組み換え食品・残留農薬などの規制緩和により、食の安全が脅かされる。
・医療保険の自由化・混合診療の解禁により、国保制度の圧迫や医療格差が広がる(=予防医療の時代の到来) からです。

少子高齢化が顕著な日本でビジネスを継続するには
アセアンの富裕層や中国韓国のインバウンドと
国内の消費者へ
<食のこだわり>を軸とした商品やサービスを提供し
大きな売上げというパイを獲得し
<食のこだわり>によって
高齢化が進む日本で予防医療にリンクする商品やサービスの提供を考えることが不可欠だといえるのです。





▲PageTop