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必見コラム「企業が生きる知恵」


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投稿日 2014/02/09

ディズニーの強さを日本企業に導入する方法とは?!

~スーパーの手法が顧客の期待を超える価格戦略を確立するためのヒント!!

ディズニーが顧客の期待を超えることができるのは?

それは「細部にこだわる」という共通言語で
現場が理解できるように
オペレーションを具体化したからです。

~カットハウス 日鳥大和の事例から~

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「スーパーのオペレーションをディズニーに落とし込む」

今回ご紹介する企業は
関東地区をドミナントに日本で始めてチェーン理論をサロン業界に取り入れた企業です。(以下日鳥大和社長とのQ&Aからです)


Q.何を小売ビジネスから学んだのですか? 

A.チェーン理論はアメリカの小売ビジネスから生まれた素晴らしいシステムです。

しかし、中小が戦う過程においてこのシステムだけを導入していると、ウォルマートのような大企業(理容業界では「プラージュ」のような存在)に必ず負けてしまう。

小売ビジネスからは、中小が大に勝つノウハウを学びました。

Q.では具体的にオーナーは学んだことからどのようなことを導入したのですか?

A.中小が大に勝つためには、価格競争に巻き込まれないことです。

ではどうすれば良いのか?というと「ビジョン」を確立し、その内容をブレークダウン(具体化)し作業に置き換えることです。

オーナーは、バイブル(弊社で提供している企業戦略化資料)の価格戦略を参考に、顧客がヘアーサロンの価格帯別に期待する内容をブレークダウン(具体化)しました。

ーバイブル応用のポイントー

・作業の具体化

・ビジョンの共有

・リーダー業務の明確化

★作業の具体化

まず日々の作業を時間帯で分けます。
 例:作業・・・カット      濡らす、切る、乾かす、

そしてサービスの価格帯を3つに分類します。
例:
そこでなぜこのようなことが起こるのか?考えてみました。

その時間帯の作業をもう少し具体化します。 などです。

その作業の中に細部にこだわる「ディズニー」の手法を取り入れていきました。

★ビジョンの共有
ディズニーが使っていた「クリエートハッピネス」を取り入れました。

そしてそのビジョンをゴールにして、作業の優先順位をつけていきます。

例:スタイル       

作業用途:ブロー、カット、パーマ、カラー

その作業用途に分けて

・安全

・楽しさ

・美しさ

・清潔 で優先順位をつけていきます。


★リーダー業務の明確化

まず取り組んだのはリーダーは
マネージメントすることが仕事だということです。

但し「仕事」といっても
リーダーが「楽しさ」を見出しているかは重要ポイントとなります。

そこでまずリーダーに期待する業務を具体化します。

実際に具体化したな内容は

・コミュニーケーション(働く人との)

・レイバーアワー(労働時間)管理

この2つを中心行動するシステムをつくります。

どうしても現場主義になってしまうと
リーダーがリーダーでなくなってしまいます。

この点は働く人の特性を見極める必要があります。

この企業は何のためにここで仕事をしたいのか?

それぞれモニターしていきました。

するとうまくかみ合ってきたのです。



関連URL
■ 価格競争しないためのオンリーワンバイブルは!!  http://www.hh-consul.jp/pdf/ManualSample.pdf



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