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なぜ、アメリカの優良企業は世界でダントツなのか?H&Hコンサルティングは、米国企業の”利益を生み出す仕組み”を解き明かす専門家として、あなたの企業を成功へと導きます。

必見コラム「企業が生きる知恵」


  経営

投稿日 2013/06/07

現場の自主性を導くチェーンマネージメントとは!?

~大手に対抗できる経営手法チェーンマネージメントだけが生き残る!!

売り上げを拡大させるには、
・客単価をアップさせる
・購買頻度をアップさせる
・客数をアップさせる の3つの方法しかありません。

チェーンオペレーションとは、面(露出度=店舗数)を増やし、客数をアップさせる経営手法で、チェーンオペレーションが利益を生み出すのは、以下の仕組みがあるからです。

・ ドミナント(出店地域を限定)展開することで、
・ 物流拠点を出店地域に設け、物流を効率化し、
その結果、利益を生み出しやすくする

なぜ、利益を生み出しやすいのか?

その理由は、ドミナント展開により
会社(お店)の露出度が増え、
認知度(あの会社(お店)知っている)が高まるので、
消費者が、安心するからです。

多くの家庭にモノが行き届かない時代では、
認知度により、消費者は安心し、安さより安心感で商品を購入してくれました。
が、これ以上必要ないというぐらいモノが行き届いた時代では、
認知度だけでは、中小の会社(お店)は、大資本をバックにする会社とは
同じ土俵では対抗できない状況にきています。

チェーンオペレーションの生まれた地、アメリカでは、広大な場所で車に乗りながら
どこでも見かける会社(お店)は、消費者の認知度がアップし、イコールブランドとなるため、ウォルマートのような50兆円を稼ぎ出す巨大企業とブランドで対抗するには、価格だけではない(もちろん価格は重要!)“ここしかない特徴”が際立っていないことには、チェーンという認知度だけでは、選ばれるブランドとしての存在価値がなくなってきたのでした。

アメリカで生き残り、勝ち残るチェーンのスーパーにウェッグマン(81店)トレーダージョー(370店)ホールフーズ(315店)が存在します。
が、これらの企業は、従来のチェーンオペレーションからチェーンマネージメントを軸に経営決断を実施しています。
チェーンマネージメント(マネージメント=管理だが、管理はしない)とは、会社(お店)の<存在価値>ではなく、<存在意義>を消費者にPRすることで、現場の自主性を生み出し、現場で働く人誰もが戦力(コストダウンか売上げに貢献)となる経営手法なのです。

ウェッグマンのチェーンマネージメントの具体例は
経営合理化協会経営コラムへ
http://www.jmca.jp/column/only/


関連URL
■ 経営合理化協会経営コラム「オンリーワンで勝ち残る企業風土づくり」  http://www.jmca.jp/column/tuushin.html



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